つきゆら。



いま、私のパズル


なんだかんだで一言も触れてなかったんですが、11月3日はブックオフで文庫本全品100円セールでした。
けっこう買ってしまったので、読書にでも目覚めようかと思いました、まる。


そんなこんなで『神様のパズル』を読了。 著者は機本伸司? だったと思います。
主人公は綿貫なにがしとかいう大学4年生。理系。
ヒロインが穂瑞沙羅華という16歳?だかの飛び級女子大生。
何が一番びっくりしたかって、「解説」にあったこの二人の名前に隠された秘密についてでした。
いわく、穂瑞沙羅華は「サラカ・ホミズ」で、綿貫は綿さん(沙羅華は彼をこう呼ぶ)⇒「ワタサン」。
どうみてもホームズとワトソンです。 本当にありがとうございました。
こんな見え見えな設定にも気付かないノータリン読者です。 作品に失礼な存在です。

大筋は「人間は宇宙を作れるか?」という命題のもとに展開されます。
身近でいて遠い、自らの存在の根源にして何も知らないそのテーマに、うまく引き込まれました。
また、物理学的にアプローチしていくので、素粒子うんぬんだとかの理系語彙も多かったのですが、文系脳でもなんとなく想像しながら読んでいくことができたようです。

先日WOWOWで映画版が放映されていたようなので、録画しておきました。
こちらはまだ見ておりません。
続刊の『パズルの軌跡』という作品も出ているようなので、機会があれば読んでみたいところです。


次に、『いま、会いにゆきます』を読了。 著者は市川拓司。
数年前に図書館から借りた単行本で読んだことがあったのですが、文庫で安かったのでつい。
二度読んでも泣ける小説でした…。 読んでたのが電車の中じゃなければなぁ…。
一度目の時はなんだか一気に読んでしまったのが記憶に残っています。 先が気になってもう。
すごく平易なので読みやすいです。 あまり考えることなく読めますね。
かなりお気に入りの一冊です。 未読の方にはオススメ。 あまり本を読まない方とか。


さらに、『私の男』も読了。
桜庭一樹の直木賞受賞作でありながら、なんだかんだで二年間放置してました。
ハードカバーで読みにくいし、なんか今までと雰囲気ちょっと違いそうだし……
とか思ってた自分にさよなら。 Good Bye!!
なにこれ面白い。 一般に転向してからの桜庭作品の中で一番面白いんじゃなかろうか。
(『ファミリーポートレイト』と『製鉄天使』は未読。 ていうか積んでます)
父親だ近親相姦だって話を聞いていたので、なんか桜庭作品らしくないなぁと思っていたんですが、大丈夫、普通に桜庭一樹でした。 読み進めるほどその色が強くなります。
ミステリとしてもそこそこに優秀な構成で、読ませますねぇ。
いやー、やっぱり読まず嫌いはいけませんよ。 損しますよ。 あなた死ぬわよ。
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by nanatsuki910 | 2009-11-30 23:52 | 感想
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